星ゆけば   宇宙戦艦ヤマトよ伴に

過去・現在・未来…不滅の宇宙伝説“ヤマト”よ永遠なれ!

2016-01-17 [ Sun ]
地下で建造中と言われた大型宇宙船が発進して半年が経った。
「あの時見た、あの宇宙船は今でも無事で航海しているだろうか!?」
宇宙服のサンバイザー越しに見えるその赤い蒼空を見上げつつカヨは問う。

その日もセンリガオカにはカヨ、カンジイ、ミキバア、タクオなどが集まっていた。
そこではガミラスの十字空母から発進したブーメラン型戦闘爆撃機が何かを空爆していた。

「何あれ!?」
「戦争だ!戦争してる!」
次の瞬間、ガミラスの空母は上空で爆砕された。
遠目には何が起こっているのかよくわからなかった。
その日から戒厳令が敷かれ、一切の外出が三日間禁止された。
それでもミキバアの情報収集力はここでも如何なく発揮される。

どうやらそれが、宇宙戦艦ヤマトという巨大戦艦であること。
行先が大マゼラン星雲のイスカンダルという星であること。
その目的が生態系再生システムの獲得であること。

半年間の間に伝え聞く情報を紐づけていくと、
これからの未来、まだ自分たちには明日への希望が残っているという、
その実感を少しだけ得ることができた。それがカヨのある決意に火を付ける。

「ねえ、カヨねえちゃんはヤマトが還ってくると思う!?」
タクオは不安げな顔でカヨに聞く。
その瞳には早く還ってきてほしいという気持ちがこめられているのは明らかだ。

「…わからないわ。」ヤマトの還りを祈るように待つ気持ちはカヨも一緒だったが、
弟タロウの乗っていた船の行方がわからないままでは、
気軽に(大丈夫、還ってくる)と簡単には言えなかった。

「でも、ヤマトの乗組員がどんな航海をしてきたか、、、
そんなお話をたくさん聞けるようなお店をやれたらいいと思っている。」
そう、カヨにはかつて諦めたカフェ経営の夢があり、
もう一度その夢にチャレンジする気持ちになったきっかけが、ヤマト発進でもあった。

カヨはいつしかヤマト帰還と自分の夢を重ね合わせていた。 

つづく
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◆ようおこし♪

ようこそ!過去・現在・未来が繋がる永遠の宇宙伝説…


…愛と浪漫・知恵と勇気・夢と希望の物語「宇宙戦艦ヤマト」との日々を綴ります。(時々、勝手気ままに寄り道)

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