星ゆけば   宇宙戦艦ヤマトよ伴に

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宇宙家族カッパドキア 第一部 黎明編

2015年 02月25日 22:36 (水)

「かあちゃん腹減った~」
一番下の弟は思ったらすぐ口に出る。
「がまんなさい!ウチは貧乏なんだからね!」
ここは自由浮遊惑星カッパドキア。
幾重にも折り重なった特殊な構造をしている多層式地殻惑星。
遠い昔、ガルガンティアの彼方から進化生物と化したテロン種族がその起源という。

彼らがこの星に辿り着いてからどれくらいの月日が経ったのか。
古代シュメールの石碑に、その謎を解くメッセージはあるのかないのか。
彼らの姿はテロンでいうイカそのもの、いやタコか、いやクラゲかイソギンチャクか。

「お~い、帰ったぞー」
「とうちゃん、おかえり!」
「おう、まだ起きとったのか、子供は早くねろー」
「ねえねえ、遊んで遊んで」
「うーん、また明日な、明日なら休みだから」
「ちぇ、ちぇー」
「はいっ、文句言わない!サッサと寝なさい!」
「はーい」

「で、あんた、今日はどうだった!?」
「いやあ、どこもかしも不景気でなあ、ワシみたいな
中年の転職組はなかなか雇ってくれねえなあ~」
「そう、今日もダメか」
「希望はある!明日は北の五段壁まで行ってみるよ」
「あそこは3Kで危ないっていうじゃない」
「大丈夫だ!オマエと3人の子供のためにゃあ、がんばらんとな!」
「あんた…」

貧乏なれどもつつましい、
家族五人(匹?)の日々は淡々と過ぎていく。
そんなある日の事、カッパドキア近海で閃光がきらめく。

「パパ~あれ、なにー?」
「あたしも観たことない~」
姉妹は不思議そうに天空を見上げる。

「あんた、、、伝説の不吉な光みたい、、、」
「食い物=(エネルギー)だったらありがたいが、、、いかせんせん遠い、遠いな」
宇宙家族カッパドキアの期待と不安をよそに、
その光点は着々とカッパドキアに近づきつつあった。

つづく
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テーマ : 宇宙戦艦ヤマト
ジャンル : アニメ・コミック

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